2012年
3月
20日
火
皆さんKey-Bakってご存知でしょうか?
アメリカ人なら誰でも知ってるし、アメリカならコンビニやドラッグストアでも普通に売ってます。自分も三個ぐらい持ってました。
しかしことごとく紛失。たまたまMacToolsのバンで発見。
多分三年ぐらい前かな?懐かしさと価格で購入しました。
早速やって来たMacToolsのまさるちゃんに
「キーバック壊れちゃった」と差し出した。
回答はこれは修理不可能。
うーん、新品なるのかなあ?と考えていた脳天気な自分。
しかし現実はクレーム出来ない。新しいの買うしかない。
おいおいこれはKeyBak社製だぜ!しかもMacとのコラボ。
と言っても単にMacのステッカー貼ってるだけなんだけど。
何でもかんでも裁判の国アメリカ。
ハーレー社でさえ訴訟され裁判で負けた純正ミラー。
ファッションとはいえ、不必要な数の鍵をジャラジャラ腰に下げてて多すぎて使うカギを探すよりも、いらない鍵を整理してた時期。
こりゃ便利と数種類の鍵をひとまとめにして、腰のベルトに引っかけて使う鍵をひっぱると、チェーンの小さなのがリール状に伸びて、鍵の開け閉めが終わると鍵の束が元の位置に戻る、という感じ。
掃除機などのコードの様に収納できるって感じかな。
洋服屋さんやお直しさんが使うメジャーみたいな感じなサイズのもの。
これが、一昨日にいつものように店の鍵を開けようとしたらブツンと切れてしまった。
しかし安心していた。Lifetime Guaranteeだから。
Zippoなどと同じように生涯補償だからだ。アメリカ製品には結構多いこの保障制度。意図的に壊さなければ壊れても修理、あるいは同等の状態になってユーザーに戻ってくる。
ウイークリーに来てくれるから、交換あるいは何らかの形で戻ってくると安心していた。
以降ハーレー社はミラーの下側にエッジング。
ハーレーダビットソンが現地法人ハーレーダビットソンジャパンになり、ローマ字の注意書きの上に日本語の説明のステッカーが貼られられ始めた時期。
これは正規代理店の取り合う外車にも反映された。 並行ものは米本国仕様。ハンドルロックさえ出来ない。ないんです。最初から。
当時は日本の企業が、ISOなる規格取得に躍起になっていた。PL法が騒がれだした時代。今では当たり前だが当時の自分は深く考えてはいなかった。
混沌から不透明、そして透明になってきた90年代。
透明になったといえば語弊が生じますね。
何だか本題からズレてきました。
Key-Bak.お前もか?
何のことかというと、アメリカのアイコン的ブランドなのに壊れたKey-Bakをひっくり返したら、ガーン!ASSY IN MEXICOの刻印。
ここ数年、いやもっと前から始まりだした色んなアメリカのアイコン的な製品の数々が、ことごとく第三世界みたいな国で作られている。
Tシャツにしても、今やほとんどがアジアあるいはホンジュラスやメキシコ、中国。
Dickiesにしても。
これは衣類に限らず、バイクパーツや自動車パーツもごちゃまぜ。
リーバイスの501でさえベトナムやフィリピンで作られている。
Made in USAの物は古着でしか見当たらない。大好きだったマグライトもLEDの普及にともない、普通にホームセンターにあったのに今はない。
確かにバルブなど、時々切れたりはしたものの容易にパックに入って売っていた。
細部にわたり補修部品があって、壊れた所を直してるのも楽しかった。
もうマグライトは過去のものなんだなと感じた。木端微塵のアメリカンドリーム。
しかし最近になって、あのマグライトが従来の形のまんま戻ってきた。
進化して!バルブ式からLEDとなって。
この禁煙ブームの時代に、いまだにMade in USAにこだわるオイルライター誰もが知ってるZippo。
たかがライターとはいえ、これもまたアメリカンアイコン。
近年になってZippo社はブタンガス仕様のライターを作っている。
これも進化と解釈してる。76って実はガソリンスタンドやオイルメーカーってこともほとんど知られていない。 商標だけが先行してる。Vansonですらアパレル系は殆ど中国。中国を否定しているわけではないのだが。
なんとなくパソコンでKey-Bakを検索してみた。
そこには進化したKey-Bakが沢山あった。
もちろんオリジナルモデルも存在してた。
どこまでもMade in USAの世界だった。
Lifetime guaranteeからLifetime Service Policyに変わってはいたけれど、チェーン式から現在はケブラーに変わっているものもあった。
なんだかほっとした。
何でもかんでも欧米製品が本物と勘違いされそうだが、個人的に感じているのはがっかりする事が沢山あった時代から、今現在ではアジア人のプライドに変わった自分がいる。
ハーレーにしろ衣類にしろスニーカーにしろ外車にしろ。
特に感じるデニムにしろ。
何だかまたまた本題からずれてしまうので、またいつかこの話を機会があればブログにアップしたいと思います。
2012年
3月
16日
金
まだまだバイクには乗れないものの、バイク乗りにはわくわくする季節。
当店では
オイル、プラグ、エレメント、バッテリーや補充電、バッテリー診断機などで、これから始まるシーズンにむけてサポート体制を整えてます。
エンジンオイル、プラグに関しましても各種いろいろ備えております。
どうしても始動出来ない時には引き取りにも伺いますので、
どうぞご連絡下さい。
雪が溶け始め、長かった冬から春の気配が感じられる今日この頃。
特に今年の豪雪はひどかった。
まだまだバイクには乗れないもののバイク乗りにはわくわくする季節。
当店にもバッテリーの注文やプラグ、オイル、エレメントなどなどの毎年の恒例的なパーツ注文のお客様方がやってきます。
同時にエンジンがかからないとか、バッテリーがあがってセル回らないなどの連絡や問い合わせも増え始めます。乗りなれている方々はオフシーズンに入る前に保管メンテナンスをして保管しますが、何も保管メンテをしないでカバーかけてるだけのお客様もいらっしゃいます。
新車で購入された客様のバイクは、バッテリーやもろもろの面で格段に進化、性能が向上しているため、すんなりエンジンが始動するのであまり気にかけないのですが、エンジンが始動しないと問い合わせがきます。
その為に自分の仕事がある訳なので、オイル、プラグ、エレメント、バッテリーや補充電、バッテリー診断機などで、これから始まるシーズンにむけてサポート体制を整えてます。
エンジンオイル、プラグに関しましても各種いろいろ備えております。
どうしても始動出来ない時には引き取りにも伺いますので、どうぞ連絡下さい。
2012年
3月
12日
月
円高記録の更新もあり日銀の介入がありましたが、
勢いは止まりそうにありませんね。
このままでは輸出に頼る日本経済にも大きな影響を及ぼします。
ただ、全体のことはさておき、
我々輸入に携わっている者にとっては大歓迎です。
輸入で経済に貢献できれば最高ですね。
ドル建て決済されているお客様は、この為替の還元を受けている方が多いと思いますが、ここで注意が必要です。
輸出国である以上、この状態が続くことはない、否、そうならないようにしなければならないと経済専門家が口を揃えている通り、最終的には今より円安に動くことになるでしょう。
それが本当かどうかはさて置き、今安く仕入れられるからといってそのまま売値まで還元し過ぎると、いずれ円安に動いた時に市場が大変なことになります。
安く買えることが当たり前になっている一般消費者は、小売価格の高麗に伴い買い控え傾向となり、一気に消費が冷え込む恐れがあります。
これを避けるため、一般企業は現状でも余り値段操作はしていません。
最終的には売り手の自由ではありますが、ただあまり販売価格を調整し過ぎると、円安に傾いた時に対応が難しくなります。
慎重に判断していきましょう。
もうひとつは、流通を無視した安売り業者の存在ですね。
どんなご時世でも存在する厄介者ですが、この円高で更に活動が活発になっているようです。
業界の事情や将来のことなど知ったことかと、目先の安売りに躍起になっています。
またそれを、自慢材料としているようなところもあるようです。
これもひとつの商売といえば口を挟む余地はありませんが、根本は業界のためになっているか否かです。
業界をかき回した挙句、市場が冷めたらまたどこかへ行ってしまうんでしょうね、この人達は。
安売り=業界のため、ではありません。
皆様の賢明なご判断が、今後の業界を継続、発展させることに繋がることは、これまでの歴史をたどれば明確です。
弊社もまた、足元がふらつかぬよう、基本に立ち返って見直しているところです。
賢明な判断で、是非みんなで業界を盛り上げていきましょう。
AMPROTECH NEWS より抜粋
2012年
3月
11日
日
今日は娘の卒園式。
この年になっても卒業シーズンになると思い出す事。それはカレッジリング。
自分がカレッジリングやハイスクールリングなるものの意味がわからず
何だろう?と気になっていた中学生時代。
クールスが好きでこの曲でカレッジリングなるものの存在を知った。
左の指にはカレッジリング。うーん。ロックンローラーはこの指輪をしなきゃならないと考えていた。
中2の時に僕は、アメリカ本土西海岸のロサンゼルス郊外のコビナという町に行った。ハーレー乗りにはおなじみのダイナのある町。現在ダイナはグレンデールに移ったけど。カルチャーショックなんてもんじゃ言い表すことのできないほどの衝撃だった。
その頃の話はまたいつか。
帰国して普通の中学生になった自分。
ミュージックライフという洋楽雑誌を仲間といつも読んでた。邦楽はダサい。
意味もわからないのに「ロックだぜ」みたいな感じ。アバなんか聞いてたら仲間に馬鹿にされたもんです。
でも他の仲間の所に行くと、八神純子のアルバムがあったりして。
仲間内でそんな時にお決まりのセリフが
「借り物なんだこれ、聞きたくないんだけどね」
やっぱロックだよな。ロックはイイねやっぱ。しかしストレイキャッツがデビュー。ロックだロックだと騒いでいた自分たちは、戸惑いながらも皆そのカッコ良さにしびれた。ロカビリーだぜロカビリー。誰もが認めた。
何もかにもが情報が不足してたその当時に、ポパイやホットドッグプレスが創刊された。教科書に隠してとにかく読み込んでいた。
いろんなものが情報不足でごちゃまぜだった時代に、この雑誌はアメリカに関するいろんな真実の情報が満載だった。
カレッジリングとは大学を卒業できたら授与されるもの。
高校を卒業するとハイスクールリングが授与または購入できるもの。
ハイスクールリングは男の子が彼女に、つまりステディーガールにプレゼント。もらった彼女はそれをネックレスにぶらさげる風習。
つまり学生服の第二ボタンに当たる感覚と知った。
当時の僕は意味がわかるまで何個も買った。というのは青森にチョッパーの製品を扱う店が出来たから。学校にしていっては先生に没収された。でもまた買った。たまに紛失。でもまた買った。盲目的に買った。衣類やグッズ。実物がそこにあるから。
時を同じく、クリームソーダやペパーミントなどなどカラーのカタログもない時代。白黒の3枚のカタログを誰かがもってくれば皆で眺めていた。
教科書忘れても家には戻らないけれど、財布とクシはけつに入れ忘れると家に戻った。
やがて秀光さん本人やメンバーやってきた日には、学校をさぼってまで仲間と行った。
ボルテージもテンションも上がりまくってた。いろんな思いがあった時代。そんなこんなだった。
やがて皆中学から高校生。
この頃はまたいつかとして。
大学の卒業が近づいてたある日、自分の大学の生協にぽつんと見慣れないブースが出来ていた。カレッジリングのブースだった。ジャスティン社のブースだった。
買わなければならない義務がある訳ではなかったが、親に連絡して買わなきゃならものと説得してゲットした。とんでもないやつだな自分はと感じながらも。やっとファッションではなく本物を手に入れた。
卒業した1989の数字や選考した学科の刻印や大学名や何もかもが本物。
卒業生の自分だけにしか渡されないもの。いろんなものが混沌としてた時代から解放されかけ始めた時代。
ディスコにマハラジャ、ケントス、ヤンキー、ロックンローラー、フィフティーズ、原宿、渋谷、アイビーからトラッド、デザイナーズブランド。。。
いろんな混沌から卒業できた。
いろんな意味で卒業した1989年。70年代80年代の終わり。
とかなんとかいってもいまだに同じ事をして続いてる、何もコアな部分は変わっていない、そんな自分。
けど子供たちは日々進化。
自分はといえば退化している気分。
2012年
3月
09日
金
春に向けて娘のチャリンコをメンテナンス
その間、iphoneで娘が撮影
どんだけ撮ったのか制止画像が何枚も
スライドショーにするとなんとなく動画に見えるかな