皆さんKey-Bakってご存知でしょうか?
アメリカ人なら誰でも知ってるし、アメリカならコンビニやドラッグストアでも普通に売ってます。自分も三個ぐらい持ってました。
しかしことごとく紛失。たまたまMacToolsのバンで発見。
多分三年ぐらい前かな?懐かしさと価格で購入しました。
早速やって来たMacToolsのまさるちゃんに
「キーバック壊れちゃった」と差し出した。
回答はこれは修理不可能。
うーん、新品なるのかなあ?と考えていた脳天気な自分。
しかし現実はクレーム出来ない。新しいの買うしかない。
おいおいこれはKeyBak社製だぜ!しかもMacとのコラボ。
と言っても単にMacのステッカー貼ってるだけなんだけど。
何でもかんでも裁判の国アメリカ。
ハーレー社でさえ訴訟され裁判で負けた純正ミラー。
ファッションとはいえ、不必要な数の鍵をジャラジャラ腰に下げてて多すぎて使うカギを探すよりも、いらない鍵を整理してた時期。
こりゃ便利と数種類の鍵をひとまとめにして、腰のベルトに引っかけて使う鍵をひっぱると、チェーンの小さなのがリール状に伸びて、鍵の開け閉めが終わると鍵の束が元の位置に戻る、という感じ。
掃除機などのコードの様に収納できるって感じかな。
洋服屋さんやお直しさんが使うメジャーみたいな感じなサイズのもの。
これが、一昨日にいつものように店の鍵を開けようとしたらブツンと切れてしまった。
しかし安心していた。Lifetime Guaranteeだから。
Zippoなどと同じように生涯補償だからだ。アメリカ製品には結構多いこの保障制度。意図的に壊さなければ壊れても修理、あるいは同等の状態になってユーザーに戻ってくる。
ウイークリーに来てくれるから、交換あるいは何らかの形で戻ってくると安心していた。
以降ハーレー社はミラーの下側にエッジング。
ハーレーダビットソンが現地法人ハーレーダビットソンジャパンになり、ローマ字の注意書きの上に日本語の説明のステッカーが貼られられ始めた時期。
これは正規代理店の取り合う外車にも反映された。 並行ものは米本国仕様。ハンドルロックさえ出来ない。ないんです。最初から。
当時は日本の企業が、ISOなる規格取得に躍起になっていた。PL法が騒がれだした時代。今では当たり前だが当時の自分は深く考えてはいなかった。
混沌から不透明、そして透明になってきた90年代。
透明になったといえば語弊が生じますね。
何だか本題からズレてきました。
Key-Bak.お前もか?
何のことかというと、アメリカのアイコン的ブランドなのに壊れたKey-Bakをひっくり返したら、ガーン!ASSY IN MEXICOの刻印。
ここ数年、いやもっと前から始まりだした色んなアメリカのアイコン的な製品の数々が、ことごとく第三世界みたいな国で作られている。
Tシャツにしても、今やほとんどがアジアあるいはホンジュラスやメキシコ、中国。
Dickiesにしても。
これは衣類に限らず、バイクパーツや自動車パーツもごちゃまぜ。
リーバイスの501でさえベトナムやフィリピンで作られている。
Made in USAの物は古着でしか見当たらない。大好きだったマグライトもLEDの普及にともない、普通にホームセンターにあったのに今はない。
確かにバルブなど、時々切れたりはしたものの容易にパックに入って売っていた。
細部にわたり補修部品があって、壊れた所を直してるのも楽しかった。
もうマグライトは過去のものなんだなと感じた。木端微塵のアメリカンドリーム。
しかし最近になって、あのマグライトが従来の形のまんま戻ってきた。
進化して!バルブ式からLEDとなって。
この禁煙ブームの時代に、いまだにMade in USAにこだわるオイルライター誰もが知ってるZippo。
たかがライターとはいえ、これもまたアメリカンアイコン。
近年になってZippo社はブタンガス仕様のライターを作っている。
これも進化と解釈してる。76って実はガソリンスタンドやオイルメーカーってこともほとんど知られていない。 商標だけが先行してる。Vansonですらアパレル系は殆ど中国。中国を否定しているわけではないのだが。
なんとなくパソコンでKey-Bakを検索してみた。
そこには進化したKey-Bakが沢山あった。
もちろんオリジナルモデルも存在してた。
どこまでもMade in USAの世界だった。
Lifetime guaranteeからLifetime Service Policyに変わってはいたけれど、チェーン式から現在はケブラーに変わっているものもあった。
なんだかほっとした。
何でもかんでも欧米製品が本物と勘違いされそうだが、個人的に感じているのはがっかりする事が沢山あった時代から、今現在ではアジア人のプライドに変わった自分がいる。
ハーレーにしろ衣類にしろスニーカーにしろ外車にしろ。
特に感じるデニムにしろ。
何だかまたまた本題からずれてしまうので、またいつかこの話を機会があればブログにアップしたいと思います。
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M (木曜日, 03 5月 2012 07:03)
よかったね。